今あるお店を英国にあるようなティーハウスにしたくなって調べていると、緑に覆われている建物が多いことがわかりました。
特によく見ていたサイトの「Pinterest」にはうっとりするような写真が多く、中でも窓辺や屋根に植物が置かれているお店の外観に憧れてしまいました。
「よし、OHISAMAもそうする!」
そんなわけで、とても日本らしい風景が広がるここ廿日市で、ハンギングバスケット作りをしてみました。
予算と作業時間
お店の窓と窓の間が4か所あるため、今回は4つのハンギングバスケットを作りました。
もともと家に眠っていた道具もあったため、それを利用すると全部で1万円以下で済みました。
1鉢にすると2500円足らずです。
<購入した材料>
・スリップバスケット 4鉢
・花用の土/赤玉土 25リットル/5リットル
・ビオラ 28鉢
・アリッサム 8鉢
・水苔 500円分くらい
<家にあったもの>
・太めの針金
・ペンチ
・バケツ(水苔戻し用)
・バケツ(土用)
・スコップ
・手袋
廿日市に住んでいると近所にホームセンターがいくつもあるので、材料をそろえるのが楽でした。
ただ、花だけは種類や量が豊富な「己斐ガーデニングセンター」までちょっと遠出して選びました。
買いに出かけた12月5日は寄せ植えシーズンなのか、アリッサムやビオラなどのまとめ買いセールをやっていてお得に買うことができました。
作業当日の1日の流れとして、午前中に買い物をしてお昼を食べ、午後から1時間かけて作業といった感じです。
準備
まず水をはったバケツの中に水苔をつけて戻しておきます。
寄せ植えが完成してから慌てて水苔を水に戻しても、だまになってやりにくいので忘れないようにしたいところです。
土は花用の土、できれば緩効性の元肥が入ったもの、に水はけの良い赤玉土を2割ほど混ぜて土をバケツに作っておきます。
それからスリップバスケットの隙間に、付属のクッションシールを貼っておきます。
貼り終えたら、植物の茎や葉が粘着部分にくっつかないように、ベトベトする側に土をさらっとかけておくといいみたいです。
最後に、花をどのように植えていくかの構図を決めるため、地面に鉢を置いていきます。
最初にこうしておくことで、順番に植えていくだけなので迷うことなく作業が進みました。
ビオラの色は、同系色にするとまとまりが出るようです。
今回は紫と青にしました。
アリッサムは白にしておくと、脇役として良いアクセントになります。
作業開始
最初に、スリットバスケットに土を5cmくらい入れます。
鉢のスリットの下部分までが目安です。
ポッドから花を取り出して、根を傷つけないようにほぐして土を払います。
やってみてわかったんですが、びびって土をあまり落とさずにいると、最後の花を植えるときにこんもりしすぎて土が入らなくて根がむき出しになります。
もう一度、植え直さなくてもいいように、ある程度は土をしっかり落とした方が良さそうです。
そうしたら真ん中の一番下から順番に、花を差し込んでいきます。
このとき、茎の一番下と根の部分を両手でにぎって、スポンジの隙間にゆっくりとでも大胆に挟んでいきます。
意外と茎は丈夫で、スポンジも柔らかいので安心してください。
花を差し込んだり植えたりするたびに、隙間に土を入れてください。
そして、針金で外壁の棒に結んで飾ったほぼ完成形がこちらです。
ちなみに針金で結ばなくても、地面に立てかけておくハンギング用のスタンドも種類が多くあります。
上部には水で戻しておいた水苔を、土の乾燥や目減りから予防するために被せます。
先ほど「ほぼ」と言ったのは、花を2つ買い忘れて上部が水苔だけになっているからです。
ちなみに横の植物は今年初めて実を付けたぶどうで、下の植物は今年植えたレモンです。
そして翌日、花をまた買いに行ってちゃんと完成させたのがこちらになります。
植えたばかりの頃は花は下向きになっていますが、1週間くらいでシャンと立ってくるようです。
日によく当てて、水やりを忘れないようにします。
花のピークは3月から5月と説明書に書いてありました。
今はまだ12月初旬。
長く楽しめるので、1鉢2500円くらいかかっても6(か月)で割れば、1月400円くらいのもの。
結構、コスパが高くないですか。
成長の様子はOHISAMAのInstagramでアップしていきますので、よかったらたまに見に来てくださいね。
最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
まとめ
1 ガーデニングの知識が無い僕でも作れたので、誰でもかんたんに作れます。
2 早く始めれば始めるほど、コスパが良くなります。
3 ハンギングは飾ると上級者っぽく見えます?。
4 スリットに貼るスポンジは、植え替え用にそれだけが売られています。
書いている人
ノムさん
広島生まれの広島育ち
趣味はサッカー番組を見ることと、ガーデニング
宮島でパン屋をしていました。
世話好きな近所の方や良いお客さまにたくさん恵まれたものの、観光客が増え始めた頃から激務で怪我や体調を崩すことが増えて已む無く閉店。
縁あって今の廿日市へ移転して来ました。
ところがレストラン、カフェ、ベーカリーとやることなすこと全部失敗。
借金が嵩み、倒産が現実味を帯びてきた頃に原点回帰して、薪窯で焼くことを大切にし、食パンだけを焼き始めたら、やっと好転し始めました。
そんなわけで座右の銘は原点回帰です。
困った時や迷った時には、創業1日目、さらに遡って創業しようと思った日の気持ちを思い出すようにしています。
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